十代の頃

俺は、何かになりたかった。
でもそれが何かは分からず、ただ悔いのない人生を歩きたかったのだ。

自分を形成していたもの

俺は、中学生の頃に読んだある漫画のキャラクターの言葉を座右の銘にして生きていた。
「悔いのない人生を歩むこと。明日死んでも、いいと思える人生を。雨が降ろうが槍が降ろうが関係なく…なるようになるさ、LET IT BEだ!」

そんなことを胸に抱き、18歳の頃に上京した。
毎日何も考えずにちゃらんぽらんに過ごしていた俺は、同学年の友達たちはみんな将来に向けてちゃんと人生設計していたのだ。
そんな何もない自分に劣等感ではないけど、前に進みたい、という想いをいつしか抱くようになった。

そんな頃、Dragon Ashというバンドが有名になり俺はその世界の虜になったのだった。
HIPHOPという今まで見たこともない世界がとにかく輝いていた。

そして、地方にある実家に戻り腰を据えて音楽活動をすることにしたのだ。

音楽の虜になった20代

俺はラッパーになる!と決めて活動を始め、音楽に支配された頃の話。

ラッパーとしてマイクを握る

まずは街でB-BOY系の洋服屋に行く。
そこで店員と知り合いになり、DJやらHIPHOPのコミュニティがあるのかを探った。
そうすると、とある洋服屋で壁一面にレコードが埋め尽くされたお店を発見するも、次にそのお店に行くといつの間にか閉店していたのだった。

しかし、その時の店主が新たにレコード屋を始めたから行ってみるといいという情報を掴んで、早速行ってみることにしたのだった。

音楽にのめり込み始めて、3ヶ月ほど経った時、ようやく自分の指標となる人物と知り合うことになったのだ。

それが初めての師匠ともいうべき人で、俺がいたところでは1、2を争うほどに有名な人だった。
その人の元で音楽を学び、ラッパーとしてステージにも上がる。

しかし、その師匠となるDJは別にHIPHOPではなく、オールジャンルのDJだった。
ハウスもかければ、ジャズ、ファンク、ディスコ、あらゆるジャンルに精通していたのだ。
その知識の幅広さに憧れ、自分も凝り固まった頭の中を整理した。

すると、とあるジャンルに魅力を引かれていくことになる。

〜続く〜

この続きは、また気が向いたら更新します。

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